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《ETAJIMA Fan Info》
今年の江田島は、秋祭りの当たり年!
今回は、江田島市の秋の例大祭の中でも神輿が見物の新宮八幡宮(大柿町大原)と、五年に一度は船で奉納に向かう中町八幡神社(能美町)の祭りの様子をお届けします。
<新宮八幡宮>
江田島市で育った人ならお馴染みの光景。可愛い子供達のチャギリ(小さなシンバルのような打楽器)や笛や太鼓に合わせ、ダイバ(天狗)・お多福・獅子が華麗に舞います。境内に響く掛け声、行き交う大勢の人々、祭りの賑わいに酔いしれます。
こちらの祭りでは、珍しい女神輿が祭りを盛り上げます。迫力の男神輿と優雅な女神輿、それぞれの担ぎ上げに人々からは歓声が上がります♪
そして祭りの楽しみと言えば、やはり出店!以前に比べると屋台の数は減ってきていますが、様々な出店にはいくつになっても心踊ります♪
<中町八幡神社>
沖美町と能美町の5つの地区の持ち回りで担当する奉納ですが、今年は美能・三吉・高祖の地区が担当する年。島内で唯一、船団でお宮を目指す、5年に一度の珍しい光景です。
ダイバを乗せた船を先頭に、大漁旗を掲げた船団が海を進みます。船上では、ダイバ・お多福・獅子が華麗に舞い、笛や太鼓がお囃子を奏でます。船団は早朝に美能魚港を出て、三高港・高田港と各港を練りまわし、神社のある中町港を目指します。
笛や太鼓をかき鳴らし、港内で何度も旋回する船団。港に集まった大勢の人々は「わっしょい‼」と掛け声をあわせます。皆が一体となり、祭りのボルテージはさらに上がります♪
中町港に着くと、ダイバを先頭に祭りの行列は中町八幡神社までを練り歩きます。
この船団での奉納は、5年に一度なのが残念ですが、是非また見たいと思わせる圧巻の光景でした。
今年の江田島市内各地の秋季例大祭は、新宮八幡宮と江田島八幡宮(江田島町)が9月17日・18日、そして、中町八幡神社と四年に一度のみの竈(かまど)神社(大柿町飛渡瀬)が9月24日・25日に行われ、二週に渡って祭りが楽しめました♪
島の秋祭り、やはり、最高です♪
担い手も年々減ってきていますが、大切な島の伝統文化を守り、後世に伝えていきたいものです。