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《ETAJIMA Fan Info》
風が海を介して土と交わる「フウド」
10月16日プレオープン!
以前にファンネットで紹介した江田島で活躍する様々な人々を紹介する「江田島人物図鑑」(参照ページ)。その仕掛け人である地域おこし協力隊の後藤さんが、続けて立ち上げたのがこの「フウド・プロジェクト」です。
江田島市沖美町にある使わなくなった市の施設を、低予算で改修し、再活用する社会実験。地域おこし協力隊の移住促進員としての後藤さんが「働く」をキーワードに江田島市の交流活性・移住促進のアイデアのひとつとして発案しました。
『風』~外からきた人~が、『海』を介して、『土』~地元の人~と交わるという意味をこめて、『フウド(風海土)』と後藤さんが新しく名づけたこの施設。
建物の一階部分には、交流スペースの他、移住支援窓口を設置。そして二階部分は、江田島市で初となるシェアオフィス/コワーキングスペースを設けます。
汗だくでのセルフリノベーション!
今年の6月下旬からプロジェクトがスタート。まずは片付けから始まり、リノベーションを開始。
建物でそのまま利用できる部分はそのままを生かし、改修が必要な部分はできるだけ廃材や不要となった家具類を再利用したりして改修費用を抑えました。そして、ほとんどの作業は、後藤さんの他、地元の若者などを中心に様々な人々のボランティアによって行なわれました。
二階部分の改修前から改修後まで。
8月の炎天下の中、再利用するために廃材を洗う後藤さん。
電気工事など専門的なもの以外は、ほとんどの作業を自らこなした。
外壁はこれから。江田島市在住のアーティストによってペイントされる予定。
フウドから望む夕日。一日の疲れを癒し、心洗われる絶景。
プレオープン期間が、本当の意味でのスペース作り!
窓の外に広がる海を眺めながら、おのおののスタイルで働く。開放的な空間の中で、気さくに会話を交わす。島の内外の様々な人々の交流が、お互いに化学反応を起こし、新しい何かが生まれるスペース。
2018年1月の正式オープンに向けて、プレオープン期間中に利用者の要望や様々な声を吸い上げて、本格的な機能や形を作り上げていくようです。
どんなに風に仕上がっていくのか、そして、どんな効果を江田島市に生み出すのか。
「フウド」、期待しています。
「フウド」Facebook
https://www.facebook.com/fuudo2510/
広報えたじま第156号(平成29年10月号)
32ページ「キラリえたじま」(PDFファイル)
http://www.city.etajima.hiroshima.jp/cms/files/uploads/koho201710_p32.pdf