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《ETAJIMA Fan Info》
島のパン職人として20年目に突入
進化を続ける『ぱん ひふみ』
2017年9月にオープンした『ぱん ひふみ』。開店から半年といっても、実は、オーナーである大下さんの島でのパン屋さんとしての歴史はもう20年目に突入しています。
その歴史の始まりは、大柿町飛渡瀬の『ぱんのみみ』。9年間営業していた人気のパン屋さんでした。そして、ゆめタウン江田島店への出店オファーを受け、場所を移し『エスク』と店名も変更。このお店も10年間も続いた大人気店でした。
しかし、2017年の6月この『エスク』を閉店。そして、同年9月、もとの『ぱんのみみ』の場所に戻り、『ぱん ひふみ』という新しい名で大下さんの3店目がスタートしました!
人気も立地も抜群だった『エスク』をあえて閉店させて、新たに再スタートされた理由を、大下さんに伺ってみました。
大下さんが出店契約した時にはゆめタウンにも定休日があったそうです。しかし、契約後すぐに365日無休となり、10年間全く休みが無かったというのが、1番の理由だそうです。
高熱だろうが、ぎっくり腰だろうが、どんな日でもパンを焼かなければいけない状況は、肉体的にも精神的にもきつい日々。「お陰で鍛えられたけどね」と笑って話す大下さんのタフさには感動です。
そして、このたび10年ぶりのお休み、約3ヶ月の長期休暇を取り、心身ともにリフレッシュされての再スタートに至りました。
『ぱん ひふみ』の開店に際しては、より美味しいパンを焼くために、今まで築きあげてきたすべてのレシピを見直ししたそうです。
エスクの時と比べると、お店のサイズが小さく、大下さんお一人で切り盛りされているため、品数は減りますが、厳選されたバケットや各種菓子パンが並びます。
もともと自家製酵母で丁寧に作られているのですが、さらにこだわって作られたパンは、口の中で溶けていくようで、とてもなめらか!
冷凍パンを焼いて出すお店が増えている中で、どこまでも自家製酵母の”生きたパン”の味にこだわって作られたパン。その旨味がわかりやすい食パン、バケットやバターブレッドなど、シンプルなパンが大下さんのオススメです。
特に宣伝等はしていないとのことですが、この日も、こだわりのパン目当てのお客様がたくさん来店されていました。『エスク』のときの常連さんも変らずお店に足を運んでくれているそうです。
「時間にゆとりができたから、もっとこだわってパンをつくれるよ 」と嬉しそうに話す大下さん。
パン職人が本気で生み出す極上パン、目が離せません!
ぱん ひふみ
住所:江田島市大柿町飛渡瀬364-1
電話:0823-57-7262
営業時間:9時~17時
定休日:毎週月曜日
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