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《ETAJIMA Fan Info》
自然の中で丁寧に飼育された鶏・豚使用の地鶏キッチンで、じわじわとファン増加中のポークアンドチキン江田島。今回は、2018年7月からスタートした「体験型農家民宿 ~Farm stay~」をご紹介。
1泊2食(夕食・朝食付き)で夕食は江田島ポーク・江田島地鶏バーベキュー。
1日1家族または1グループ限定で、2名~8名。
プロモーションビデオに出てくる「パスポート不要の海外旅行」とは、一体どのようなものなのか……?
「民宿って言うてもね、うちに泊まってもらうんよ。一緒に生活してもらう感じでね」
江田島ファンネットでは2度目の登場(初回は2016年夏)、下野社長の案内で、民宿=ご自宅にお邪魔させていただいた。レンガ作りのこの建物が宿泊先だ。
日本最大規模のれんが工場をもつ松本煉瓦株式会社(竹原市)のれんがが使われている。木材の質感・色合いともに温かな空間を演出する。
細い階段を上がった先にロフトがある。宿泊室は2室。こちらはベッド2台の部屋。
取材日はあいにくの曇り空だったが、晴れていれば、視界良好の広島湾が目の前に広がる。
こちらがもうひとつの部屋。木のぬくもりと屋根の傾斜が醸しだす風情は、子供の頃に憧れた秘密の部屋を彷彿とさせる。
2部屋併せてベッドは4台。ベッドではなく床で就寝を希望する場合などにも対応でき、最大で8名宿泊可。ちなみにホームページの民宿紹介に「昭和の暮らし,エアコンのない生活」とはあるが,実際には夏は涼しい風が入るし、夏は扇風機,冬はストーブや電気毛布など用意し,不便のないよう泊まれるとのこと。
宿泊室の案内で目にとまった、壁の皮。ニュージーランドで50年前、自らライフルで仕留めた鹿で、皮の加工もご自身でされたそうだ。ワイルド!
「喧騒から離れた非日常の空間で生活することで、心身共に癒していただきたい」と、下野社長。
民宿メニューに含まれる「夕食は当農場生産の江田島ポーク・江田島地鶏でバーベキュー」。ポークアンドチキン江田島は地鶏キッチンで知られるように、広い農場も見どころだ。
江田島ではおなじみ、5月の地産地消まつりで人気の、卵ひろい体験の場所にもなっている。名古屋コーチン、黒シャモ、もみじ。鶏の飼育数は約3000羽。オプションとはなっているが、卵ひろいや家畜の世話を行うことで、民宿プログラム全体を通して、貴重な食育が体験できるようになっている。
民宿メニューの夕食バーベキューは、自宅外のテラスで食べられる。日帰りメニューでも人気のこのバーベキューは、バーベキューコンロ、椅子、テーブルは人数によって配置をかえられる。最大で50人まで対応可。酒類、飲み物はメニューに含まれないので持ち込んでよいとのこと。
レンガ作りの下野社長宅の手前にあるこの建物は「江田島乗馬クラブ」。もうひとつの民宿オプションメニューの乗馬体験で立ち寄る、休憩所兼着替え室となる。暖色系の下野社長宅とは対照的な青を基調とし、異国感あふれる風合いが細部に巡らされている。
シャワー室とトイレは同タイプがもう1つあり、男女別で分かれている。
ロッカールームのデコレーションにも、遊び心ともてなしの気持ちが伝わってくる。
梁に並ぶ乗馬キャップ。
この日は、江田島乗馬クラブの青い建物から斜め上に、1頭がお出迎え。他にも4頭が厩舎にいる。
乗馬体験、農場体験をまとめて体験。コンパクトな中にもぎゅっと旨味が詰まった「体験型農家民宿 ~Farm stay~」。クリスマス、お正月も休まず営業されるとのこと。「(注文があれば)鶏の丸焼きもできますよ!」と下野社長。
※注:食材の手配の都合上、バーベキューなど含む予約は3日前まで
ここでしかできない体験と味を求めて,ポークアンドチキン江田島まるごとツアーへ出かけてみてはいかがだろうか。
【店舗情報・問い合わせ先】ポークアンドチキン江田島
住所: 〒737-2111 江田島市江田島町切串3丁目10-21
電話番号:(0823)43-0567
ファックス:(0823)43-0579
ホームページ:http://p-and-c-etajima.com/
(※農家民宿および営業日,時間については電話にてお問い合わせください)
駐車場:店舗下の「P」看板にある場所に普通車で3台程度駐車可
アクセス:切串港から徒歩約5分⇒ホームページ内のアクセス情報
駐車場は「P」の看板が目印。車はここに停めて、
レンガ作りの建物を目指せば、ポークアンドチキン江田島に着きます。