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《ETAJIMA Fan Info》
小用港に牡蠣小屋♪ 冬の週末の定番になれるか?!
江田島小用桟橋の隣にカキ小屋、「オイスターポートえたじま」が1月13日(金)にopenしました。
日本で有数の牡蠣どころにも関わらず、牡蠣を食べられる所が少ないという来島者の声に応え、ついに実現。
若手の牡蠣生産者が中心の「江田島市水産物等販売協議会」を主体に、江田島の各漁協、市役所の農林水産課、小用桟橋のお店の「夢海道」が協力して、2年間の社会実証実験としてスタートです。
「成長するかき小屋を目指します!」と、来店者にアンケートをお願いし、「要望には、どんどんお応えししていきたい。」と話されていました。
今後どんなカキ小屋に成長するか期待です♪
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「オイスターPortえたじま」
江田島町小用 小用桟橋待合所隣
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【営業日】 金・土・日のみの限定営業
(※月~木曜日(祝日を含む)は営業なし)
【営業時間】 午前11時~午後3時
(オーダーストップ:午後2時)
【料金】 1盛 1,000円
(1テーブル300円の炭代が別途要)
【連絡先】 夢海道江田島 0823(42)0588
結構ボリュームのある1盛りが1,000円♪ |
意外と広々、ゆったりのカキ小屋内 |
やっぱ、これでしょう♪ |
オープン当日、広島テレビさんが夕方のニュースの取材に来てました! |
もっと多くの人に島の風情を届けたい!!
Café OLIVE & LIME
2017年7月6日、自然豊かな江田島市沖美町にopenしたCaféです。
ご両親の出身地である沖美町の風景が大好きなマスターが、定年退職後に「もっと多くの人にこの景色と風情を楽しんでもらいたい」と、始めたお店。
バルコニーの下にはオリーブ園、そして眼下に海が広がる絶好のロケーション。マスターの思いに納得です。
海からの風をあびてゆったりできる広いデッキ。優雅で素敵な時間が過ごせること間違いなしです。
そして、ウッディーな店内にはグランドピアノや音響設備もあり、音楽イベントなどにも利用できる広々した造りになっています。冬は、薪ストーブが焚かれ、心地よい温もりに包まれます。自然とゆったりとした気分にさせられる素敵な空間です。
ランチをいただき、食後にコーヒーとアイスクリームでのんびりと心地良い時間をすごしたあと、マスターと色々お話をさせていただきました。
素敵なお店ですが、飲食店の経験の無かったマスターにとって、開店以来すべてが順調というわけでは無かったようです。
特に、開店当初は不慣れなこともあり、食事を作るのに時間がかかったり、あせって料理自体の仕上がりが悪いことがあったりで、お客様に迷惑をかけたそうです。
「当時来ていただいたお客様は、リピートしてもらえてない方が多いです」と悔やまれてました。その失敗を糧に、食材や調理法、そしてメニューと、日々試行錯誤されているようです。
「人生、1回ですから!!」といってキッチンに入るマスター。いつの日か凄い名物料理を生み出すのでは、と期待しています。
海の見える素敵な空間で、のんびりカフェタイムを楽しんでみてはいかがでしょう。
Café OLIVE & LIME
(カフェ・オリーブ・アンド・ライム)
住所 〒737-2312 江田島市沖美町畑1252-4
電話 0823-48-0566
営業時間 10時から日没まで
定休日 月曜日・火曜日(祝日の場合営業します)
駐車場 あり
※夜のご予約、営業日以外の貸切りのご利用も承りますのでお問い合わせください。
旨い地鶏を江田島から『ポーク&チキン江田島』
江田島町切串、クマン岳の麓の広大な土地で養鶏・養豚を行なう『ポーク&チキン江田島』。自然の中で丁寧に育てられた鶏・豚は、旨味、肉質ともに格別と評判で、江田島市内、広島県内だけでなく全国から引き合いがあります。
写真のたくさんの鶏に囲まれている方が、社長の下野さん。
お話を聞いてみると「夢は英文学者になることだった」という驚きのお答え。ニュージーランドの牧場で働きながら英語を勉強し、日本語教師もしていたという異色の経歴の持ち主。帰国後、サラリーマンを経験した後に『江田島乗馬クラブ』を創設。その後、養鶏・養豚事業に乗り出し拡大、現在に至ります。近年には、新鮮な鶏肉や豚肉を味わえる『地鶏キッチン』をオープンしており、江田島の新名所にもなっています。
江田島の活性化にも尽力をつくす下野社長。各種イベントへの出店や島の観光事業への協力も惜しみません。現在は、長男さんに『江田島乗馬クラブ』、次男夫婦さんに『地鶏キッチン』を任せ、社長は主に農場を担っているそうです。
島の新名所『地鶏キッチン』
名物「鶏ぷるラーメン」の他、炭火焼きや鶏の食べ比べなど、新鮮な地鶏料理が堪能できます。乗馬体験とのセットやバーベキュー等のお得なメニューも人気です♪
取材時に頂いたのは「鶏ぷる白湯ラーメン」と「胸肉の炭火焼き」。
三種類の鶏がらを贅沢に使ったラーメンは、鶏の旨味が凝縮されたスープが抜群。そして、胸肉の炭火焼きは驚きの旨さ!地鶏生産者だけに、レアで食べれる新鮮な胸肉は、ジューシーで濃厚な旨味に大満足!
江田島を訪れた際には、ぜひご賞味を♪
(主に土日営業、予約制なので、ご注意)
ポーク&チキン江田島
最後にこの『ポーク&チキン江田島』の旨い地鶏が、東京で食べられるお店をご紹介!
『とり茶太郎』
東京都渋谷区鶯谷町7-12
03-6416-0364
美味しい焼き鳥と美味しいお酒が味わえる人気店。焼き鳥だけでなく刺身など様々な鶏料理が楽しめます。有名人のブログなどにも紹介された評判のお店です。
オーナーさんも江田島に来られてるみたいですよ。
この夏、「江田島オリーブファクトリー」という新しいお店が大柿町大君にオープンします。
オリーブ栽培に力を入れている江田島市の新しい特産品販売のアンテナショップとなるべく、オリーブオイルやその他特産品の販売の他、パスタ・ピザなどもイタリア料理も楽しめる素敵なお店です。併設された工場ではオリーブオイルの精製作業も見学できます。
廃校になった旧大君小学校のグランド脇に建てられた店舗は、レンガ調の建物、緑の芝の庭園、そして青く美しい海と、そこはまるでヨーロッパです(笑)
ゴールデンウィーク前に、プレオープンしました。そこから実際に営業をしながら工夫や改善を進め、7月に正式オープン予定です。プレオープン後は多くの人が訪れ、島の人々の間ではちょっとした話題です。島に戻られた際、島に来られた際には、ぜひご訪問を♪
江田島オリーブファクトリー(2016年7月正式オープン予定)
住所:広島県江田島市大柿町大君862-3
(記事:K)
追記:7月15日の正式オープンと決定しました。
http://www.go-etajima.net/olivefactory.html
民家を改築した人気のランチスポット
『別宅 武相荘』
江田島市能美町にある”武相荘”という小さな看板を掲げる建物。ランチセットが評判のお食事処です。民家をリフォームした店内は和テイストの調度品で飾られ、入り口も季節の草花が出迎えてくれる素敵な店構えです。
ただ、住宅の並ぶ中に溶け込みすぎて、気づかず通りすぎてしまいますのでご注意を(笑)
このお店のランチメニューは1種類!優しく美味しい日替わりランチセットです。
島の野菜をふんだんに取り入れた小鉢が5皿並び、地物の魚のお刺身がついてきます。
小鉢といってもご覧の内容。ボリュームもあり、それぞれひと手間かけた美味しい品々、ご飯がすすみます。
この日、食べたことの無いシャキシャキとした食感の美味しい野菜が!お店のママさんに聞いてみると、”ヤーコン”という栄養たっぷりの野菜で、島の農家さんで作っている方がいるとのこと。
地物魚のお刺身は季節によって変わります。鯛やアジといったものから、メバルなど様々。イワシの季節にはシラス丼と小イワシの刺身ということも!
食事の後はデザートとコーヒーもしくは紅茶がでてきます。
ママさんの趣味で作られた人形などが飾られた落ち着いた部屋で、ゆったりと島時間を満喫できますよ。
島の魚介と島の野菜と『武相荘』
江田島の風情をお楽しみください。
別宅 武相荘(ぶあいそう)
住所:広島県江田島市能美町高田3649-7
電話:0823-45-3667
営業時間:11:30~14:00
定休日:火曜日・水曜日
駐車場:あり
※夜は予約制の営業でお酒も楽しめます。牡蠣の季節には多くの方が遠方からも来店されているようです。
「うまい、早い、安い」の三拍子が揃った老舗中華料理店
江田島町に紅来軒が開店して40年。「うまい、早い、安い」の三拍子が揃った中華料理店として、地元でずっと親しまれています。開店当時から変わらないメニューにはファンも多く、紅来軒の中華そばを食べるためにわざわざ遠くから訪れる人も多いとか。
お持ち帰りも可能。予約すれば団体(20人程度)でのご利用もできます。
営業時間:11:30~13:30 17:00~21:00
定休日:火曜日
江田島市江田島町中央3丁目2-20(地図)
電話:0823-42-2656
〈酢豚〉
〈鶏のからあげ〉
〈カレー炒飯〉
早瀬大橋の江田島市側のたもとから海沿いに進むと、県道121号線(大君深江線)が続きます。
大君から深江へと向かうこの道、春は桜を楽しむことができるルートでもあります。
また、蹴り小島や王泊など、歴史と自然が織りなす大柿町の名所が点在。夏場の海水浴やマリンスポーツで賑わうビーチ長浜は、地元の人たちに長く愛されています。
上記チャンネルでは、今後も順次、動画を配信していきますので、チャンネル登録をよろしくお願いいたします。
(動画撮影:2022年4月(桜を撮影した車載動画)、6月(蹴り小島、ビーチ長浜など桜の時期以外のインサートカット)、記事作成:2022年9月 )
能美町の中町港から、松ヶ鼻バス停付近へ進むと、春には美しい桜並木が見られます。
広くとられた歩道は、眺めの良さからもランニング、ウォーキングに好適です。
海を隔てて見える能美町、江田島町の山なみと、手前に並ぶ抑制棚(※)の対比は、江田島市ならではの情景です。
※抑制棚……カキ養殖では、沖合のカキいかだで採苗して幼生を育てた後、浅瀬の棚に移します。これは、干満差を利用して強いカキを育てるために設置されたものです。
上記チャンネルでは、今後も順次、動画を配信していきますので、チャンネル登録をよろしくお願いいたします。
(動画撮影:2022年4月、記事作成:2022年5月)
その10は、能美町の鹿川水源地公園です。
周辺の山林に囲まれた、自然豊かな場所にあり、空気で膨らむトランポリン遊具「ふわふわドーム」が人気です。週末には家族連れで賑わいます。
桜や藤棚など四季の彩りが楽しめるこの公園。今回は、紅葉が見頃となった時期に撮影しました。
※施設の詳細や整備状況など、最新の情報は江田島市ホームページをご覧ください。
上記チャンネルでは、今後も順次、動画を配信していきますので、チャンネル登録をよろしくお願いいたします。
(動画撮影:2021年11月、記事作成:2022年3月)
その9は、江田島町秋月のしびれ峠の桜です。
また、小用の江田島公園から秋月に至る県道は、春には桜街道として、多くの人が訪れます。
上記チャンネルでは、今後も順次、動画を配信していきますので、チャンネル登録をよろしくお願いいたします。
(動画撮影:2021年4月、記事作成:2021年10月)
その8は、2021年の市内の桜(4か所)です。
・大柿町大原 福連木公園…
昭和20年に瀬戸内海汽船(株)を設立した仁田竹一氏は大柿町出身。この福連木公園には氏の顕彰碑が建立されています。
社長に就任した仁田氏は、能美島諸港から宇品港や呉港に連絡する航路の発達に尽力。昭和51年の逝去後、遺族により福連木公園土地を大柿町に寄付されました。
瀬戸内海汽船(株)といえば、広島・呉~松山、そして広島・呉と江田島を結ぶ航路があり、レジャーや通勤・通学など、生活の一部として欠かせない交通手段になっています。
また、2019年夏には、瀬戸内海の移動を楽しむ、みんなの公園をイメージしたフェリー「SEAPASEO」、2020年夏には観光型高速クルーザー「SEA SPICA」が就航。いずれもグッドデザインBEST100を受賞し、TBSテレビの情報番組「がっちりマンデー!!」(2021年9月12日放送分)でも取りあげられました。
・大柿町柿浦 柿浦漁港…
「柿浦みなと踊り」(作詞・野口雨情 作曲・藤井清水)には、♪船で鰯の 網を引くサ網を引く~と、古くからこの地で盛んなイワシ漁の様子が歌われています。
※柿浦みなと踊りは、広報えたじま2010年7月号に「約10年ぶりに復活した名曲」と題し、柿浦小学校の運動会で盆祭太鼓を交えた踊りの様子が掲載されました。
・大柿町飛渡瀬 内海集会所付近…
海沿いの道に続く桜並木が楽しめるこの場所は、海辺の新鮮市場のすぐ近くにあります。飛渡瀬分団屯所のそばにあるシダレザクラも見どころです。
・江田島町小用 江田島公園…
徒歩で小用港から約10分。桜の名所として人気の公園です。園内に植樹されたワシントン椰子は、切串-小用間の道路沿いにも見られます。
上記チャンネルでは、今後も順次、動画を配信していきますので、チャンネル登録をよろしくお願いいたします。
(動画撮影:2021年4月、記事作成:2021年10月)
その7は、こころと身体が元気になる温泉宿「江田島荘」です。
以前紹介しました、江田島ファンネットの記事「江田島市新宿泊施設整備事業の現在~レストランにかける2人のシェフの情熱~」。
2021年7月1日にオープンしました!
江田島荘ホームページ https://etajimasou.jp/
今回の動画は、オープンに先がけて行われた内覧会の様子を撮影しました。江田島市に誕生したリゾートホテルの全容をぜひ、ご覧ください。
YouTube江田島ファンネット公式チャンネル
「江田島市内探訪その7~~こころと身体が元気になる温泉宿「江田島荘」~」
上記チャンネルでは、今後も順次、動画を配信していきますので、チャンネル登録をよろしくお願いいたします。
(動画撮影:2021年6月、記事作成:2021年8月)
第6弾は、能美町中町の真道山千本桜です。
真道山は旧江田島海軍兵学校生徒の訓練場として、また同校に「昭和十一年十一月十五日真道山山頂五千坪ヲ本校養浩館ニテ購入、桜千本楠楓栗六十九本ヲ植ユ」と記録に残されているように、生徒の憩いの場としても使用されていました。
しかし、この憩いの空間も戦中戦後の荒廃・山林火災などで消失し、旧海兵出身者たちが、かつての美しい山への懐旧の念に燃え、能美町と協力して登山道に沿って全国各種の桜千本を植栽しました。春には、真道山千本桜で桜並木を楽しむ人々も多くいます。
(江田島市ホームページより引用)
今回の動画は、桜並木が美しい3月下旬に撮影しました。真道山頂上展望台からの眺めもあわせてお楽しみください。
YouTube江田島ファンネット公式チャンネル
「江田島市内探訪その6~真道山千本桜~」
上記チャンネルでは、今後も順次、動画を配信していきますので、チャンネル登録をよろしくお願いいたします。
(動画撮影:2021年3月、記事作成:2021年6月)
第5弾は、大柿町飛渡瀬の竈神社です。
四年に一度の例大祭が行われる竈神社は、古くから地元の人々に親しまれています。また、最近では、人気漫画「鬼滅の刃」の主人公の名前が竈門であることから、鬼滅の刃ファンにも知られるようになりました。
YouTube江田島ファンネット公式チャンネル
「江田島市内探訪その5~竈(かまど)神社~」
上記チャンネルでは、今後も順次、動画を配信していきますので、チャンネル登録をよろしくお願いいたします。
(動画撮影:2021年1~2月、記事作成:2021年5月)
第4弾は,江田島町津久茂にある国立江田島青少年交流の家です。
カッター研修をはじめとする野外活動ができる研修施設として広く知られています。
管理研修棟や野外炊事場などおなじみの場所や,幼児の自然遊びに適した森「水晶の森」,最近のイベントの様子などをお届けします。
YouTube江田島ファンネット公式チャンネル
「江田島市内探訪その4~国立江田島青少年交流の家~」
上記チャンネルでは,今後も順次,動画を配信していきますので,チャンネル登録をよろしくお願いいたします。
(記事作成:2020年12月)
第3弾は,9月末で休館となった大柿市民センターです。
休館に際して8月末に,飾りつけが行われた様子などをお届けします。
YouTube江田島ファンネット公式チャンネル
「江田島市内探訪その3~大柿市民センター休館~」
上記チャンネルでは,今後も順次,動画を配信していきますので,チャンネル登録をよろしくお願いいたします。
(記事作成:2020年11月)
9月公開の第1弾に続く第2弾は,秋月港から県道299号線(秋月飛渡瀬線)を通り,飛渡瀬交差点までの風景です。
平地が多い海沿いの道は,自動車の通行量も少なく,遠くには対岸の呉市を見ることができます。
(※道路の舗装状況によって若干の揺れがあり,映像の一部を編集しております)
YouTube江田島ファンネット公式チャンネル
「江田島市内探訪その2~県道299号線(秋月飛渡瀬線)夏の風景~」
上記チャンネルでは,今後も順次,動画を配信していきますので,チャンネル登録をよろしくお願いいたします。
(記事作成:2020年10月)
今年の夏は,新型コロナウイルス感染拡大の影響で,江田島へ帰省できない方も多くおられたのではないでしょうか。
夏に帰省ができなかった,また,長らく江田島を訪れていない方のために,江田島ファンネットでは,江田島市内の各所でこのたび,動画を撮影しました。
そして,編集したものをYouTubeでご覧いただけるよう,配信の準備をすすめてきました。
今回,第1弾となる「さとうみ科学館」が完成しましたので,ぜひご覧ください。
YouTube江田島ファンネット公式チャンネル
「江田島市内探訪その1~さとうみ科学館~」
上記チャンネルでは,今後も順次,動画を配信していきますので,チャンネル登録をよろしくお願いいたします。
(記事作成:2020年9月)
2022年9月23日に、「江田島ファンネット」サイトの累計アクセス数が、おかげさまで600,000を超えました。
昨年10月に500,000超えの記事をアップ、1年経たないうちにこうして「ご報告」となりました。
江田島市のメディア取材・掲載面やそれらを取り巻く状況も、昨年から今年にかけて、いくつかの大きな転換期がありました。
1つめは、東京から移住したIT企業・GeneLeaf(ジーンリーフ)がNHKの移住ドキュメント番組「いいいじゅー!!」で紹介され、前後して民放テレビ番組や新聞などにも取りあげられました。
ちなみに、東京江田島ファン倶楽部会報誌「ETTO」第7号の特集”「企業」という新しいえたじま仲間”でも、東京から江田島市へ進出したデザイン会社・SHIFTBRAIN(シフトブレイン)、GeneLeaf、バレットグループの3社を全力取材。企業の紹介だけでなく、シイラのムニエルや山芋ステーキなど地産地消も盛り込んだ、江田島市の新たな魅力満載の号でした。
そして2つめは、江田島市広報大使として活躍された、STU48・矢野帆夏さんが、任期満了により2022年9月23日をもって離任されたことです。
広報大使の就任は2019年9月30日。以降、テレビやインターネット、イベントなど、約3年間、江田島市のためにご尽力いただきました。
江田島市役所本庁の1階ロビー、3階の企画振興課の矢野帆夏さん関連写真は、市役所の一部分とは思えないほどに、この3年でとても楽しく、華やかになりました。これを目指して遠方から本庁を訪れてくださる方もいらっしゃいました。
また、貸切船での乗船イベントや、江田島市内の飲食店や名所をめぐる民放テレビ局番組出演など、現地へ赴いての広報活動も数多く、ファンの方々のみならず、地元の方々との交流を大切にして活動されている様子が印象的でした。
矢野帆夏さんは9月23日をもってSTU48を卒業されました。STU48の活動と並行して、江田島市広報大使としてもご活躍いただいたことへの感謝と、これからの新たな人生がより素敵なものとなることを願ってやみません。
3つめは、SEA TO SUMMIT江田島や、おかげんさんまつり、今年10月開催のオータムフェスタ・海上花火大会のように、江田島市内各地で毎月のように行われていた例年のイベントが、今年の夏を境に、徐々に復活してきたことです。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、延期や中止となっていましたが、感染対策を講じたうえでの実施。町中のかつての賑わいが、少しずつ戻ってきたように感じます。
江田島市を今まで知っていた方も、そうでなかった方からも、たくさんの皆様にご覧いただくことで、江田島ファンネットのホームページも成長していきました。
このサイトを通じて、より多くの、幅広い年齢層の方々に、江田島市を身近に感じていただければ幸いです。
江田島ファンネットではこれからも、記事や動画、メールマガジンにて江田島市のいまをお届けしますので、どうぞよろしくお願いいたします。
(記事作成:2022年10月)
全国の島々が集まる祭典「アイランダー2023」、今年も開催です!
「アイランダー」とは、島に暮らす人たちが自分たちの島の自然・歴史・文化・生活などの素晴らしさをアピールする、「島と都市」、「島と島」をつなぐ交流イベントです。
日本全国155以上の離島が参加します。
江田島市のブースでは、島の紹介や移住相談、特産品をご用意して、池袋サンシャインシティで皆さまのお越しをお待ちしています(オンラインなし)。
江田島市をはじめ、全国の島々と直に交流できるこの機会をお見逃しなく!
【開催概要】
日時:11月18日(土) 10:00~18:00
11月19日(日) 10:00~17:00
会場:池袋サンシャインシティ文化会館ビル2階 展示ホールD
(東京都豊島区東池袋3-1)
入場:無料
▼イベント詳細はこちらをご覧ください
公式ホームページ
この夏は日本各地で,夏祭りや花火大会が3年ぶりに開かれたところも多く見られましたが,ようやく,わがまち江田島市でも,約3年ぶりに江田島湾海上花火大会が開催されます。
【開催日時】令和4年10月22日(土)午後6時から花火打ち上げ 雨天時、花火は翌日開催
大会当日は,海上自衛隊第1術科学校の施設開放行事(オータムフェスタ)も併せて開催されます。(※オータムフェスタは開場11時)
▲写真は2019年江田島湾海上花火大会の様子です(江田島市フェイスブックより)
各プログラムの詳細につきましては,江田島市ホームページの今後の更新をご覧ください。
江田島市ふるさと納税返礼品に,待望の,瀬戸内いとなみ舎のオリーブ製品が加わりました!
瀬戸内いとなみ舎合同会社は,江田島市地域おこし協力隊でオリーブ栽培技術指導員を務めた峰尾さんが,協力隊卒業後に起業,設立しました。
この会社ではオリーブ栽培から自社加工施設までも運営。人気商品のオリーブ新漬け(マンザニロ種とミッション種)は,2022年3月に瀬戸内ブランド認定を受け,オリーブオイル「江田島ブレンド ミディアム」は「OLIVE JAPAN® 2022 国際オリーブオイルコンテスト」銀賞を受賞しています。
返礼品は,寄付額によってオリーブオイルや新漬けの容量が選べる,選択肢の広さも魅力です。
ふるさとチョイス内の瀬戸内いとなみ舎製品はこちら
瀬戸内いとなみ舎/峰尾農園のサイトはこちら
(記事作成:2022年8月)
※イベントは終了しました。多くの方にご来場いただき、ありがとうございました。
東京・有楽町の会場で、広島県内18自治体&仕事・教育・住まい等9団体&先輩移住者11名が大集合する「もっとまるごと!オールひろしま移住フェア」を開催します!
“ワクワクする暮らしがしたい”“都会の生活に違和感がある”など、自分らしいライフスタイルへの一歩をここから始めてみませんか?
6人の先輩移住者クイズ企画では、江田島市在住の牛尾奈緒子さんが登壇。
普段は知ることのできない、他の移住者が辿った移住ステップや、実際に移住したからこそ知れた地域の魅力、移住前とのイメージのギャップなどを、クイズ形式で出題します。
日 時:11月13日(日) 11:00~16:00
会 場:東京交通会館12階カトレアサロン
(東京都千代田区有楽町2-10-1)
参加費:無料(会場・オンラインともに入退室自由)
▼イベント詳細はこちらをご覧ください
公式ホームページ
▼会場へお越しの方は事前予約がスムーズです。
イベントは終了しました。多くの皆様にご来場いただきまして、ありがとうございました。
全国の島々が集まる祭典「アイランダー2022」。
池袋サンシャインシティでは、3年ぶりにリアル交流イベントが行われます!
「アイランダー」とは、島に暮らす人たちが自分たちの島の自然・歴史・文化・生活などの素晴らしさをアピールする、「島と都市」、「島と島」をつなぐ交流イベントです。
30回目を迎える今回は、オンラインと池袋サンシャインシティを会場としてハイブリッド形式で開催。
日本全国60以上の離島団体が参加します。
江田島市のブースでは、島の紹介や移住相談、特産品をご用意して、池袋サンシャインシティで皆さまのお越しをお待ちしています(オンラインなし)。
江田島市をはじめ、全国の島々と直に交流できるこの機会をお見逃しなく!
【開催概要】
日時:11月19日(土) 10:00~18:00
11月20日(日) 10:00~17:00
会場:池袋サンシャインシティ文化会館3階展示ホールC
(東京都豊島区東池袋3-1-4)
入場:無料
(入場は事前登録がスムーズです※下記リンクより)
▼イベント詳細はこちらをご覧ください
公式ホームページ
事前登録フォーム
江田島ファンネットで以前紹介しました,バレットグループ株式会社江田島オフィス。
[2021年3月記事]江田島市初のサテライトオフィス,バレットグループ「COCODEMO江田島ラボ」
現在,ITエンジニアを積極採用中です!
自然に囲まれた市内は,釣りやSUPなどのマリンアクティビティだけでなく,キャンプ場もあり,思う存分に休日を楽しめる周辺の環境も魅力です。
2020年から始まったコロナ禍で,企業のDX化やリモート勤務など働き方も変化した昨今。バレットグループ株式会社では,住環境や生き方も含めて,Iターン,Uターン,Jターンといった選択肢を考えるエンジニアの方々とともに,地方創生への貢献を目指しています。
この江田島市でご自身の力を発揮したいとお考えの方は,ぜひご検討を!
詳細はフライヤー(PDFファイル)をご覧ください。
(記事作成:2022年5月)
(※ページ内の写真は2019年第6回大会のものです)
江田島 SEA TO SUMMIT 2022
現在,エントリー受付中です!
※イベントは終了しました。多くの方々にご参加いただきまして,ありがとうございました。
株式会社モンベル主催の環境スポーツイベント『SEA TO SUMMIT』。2014年の第1回開催から年1回行われてきましたが,2020年からは新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となりました。
2022年の第7回江田島大会は開催決定!お待たせしました,ようやく再開です!
カヤックで小黒神島をめざして陸へ戻る「海のステージ」約10km,自転車で島を駆け抜ける「里のステージ」約23km,砲台跡など戦時中の遺物が残る砲台山の山頂をハイクで目指す「山のステージ」約5km。全行程約38km,標高差402mのフィールドを人力のみで巡ります。
全ステージを1人で参加する「シングルの部」,2~5名で参加できる「チームの部」に加えて,障がいがある方なども自身の能力に応じて,希望のステージのみでの参加が可能な「パラチャレンジの部」もあります。
また,6/12(土):1日目は環境シンポジウム,6/13(日):2日目が上記アクティビティとなっております。両日参加できる方がお申込みできます。
SEA TO SUMMITはカヤック,サイクリング,トレッキングの各アクティビティを楽しみ,シンポジウムや参加者自身による清掃活動を通して,かけがえのない自然について考えます。
(2019年第6回大会シンポジウムより)
●参加申し込みや問い合わせなどの詳細は以下のサイトをご覧ください。
「江田島 SEA TO SUMMIT 2022」のホームページ
江田島大会に備えて練習したい,そんな方におすすめです!江田島カヌークラブでカヤックレンタル,初心者・初級者向けカヤック・SUP体験(いずれも有料)ができます。
●江田島カヌークラブのカヤックレンタルなどに関して↓
みなさんの参加をお待ちしております!
(記事作成:2022年4月)
※イベントは終了しました。多くの方々にご参加いただきまして,ありがとうございました。
広島・山口・島根の約20自治体&仕事・住まいの団体が、有楽町に大集合!
ゲストによるトークイベントや出展市町の情報を一気に収集できる、移住フェアを開催します。
仕事・暮らしのブースでの個別相談はもちろん、セミナーに登壇する先輩移住者に直接話を聞くこともできます。
江田島市の個別相談窓口では、仕事や住まい、教育など移住に向けた相談を受けつけます。
セミナーなど当日のプログラムはオンラインでも同時配信します。東京会場に直接お越しいただけない方も、ぜひご覧ください。
■開催日程
令和4年6月11日(土) 11:00~16:00
■開催場所
・東京交通会館 12階カトレアサロンB(東京都千代田区有楽町2-10-1)
・オンライン(zoom)
■参加費
無料
■詳細
<プログラム>(イベント概要)
【プログラム①】11:00~12:40
●オープニング
●地域・暮らし紹介①(参加市町による各市町の紹介)
●スペシャルゲスト枡田絵理奈さんによるトーク
【プログラム②】12:50~14:10
●[きっかけはコロナ]勢いで移住してどうなった?~海・山で暮らす移住者の過去・現在・未来~
●地域・暮らし紹介②(参加市町による各市町の紹介)
【プログラム③】14:20~16:00
●地域・暮らし紹介③(参加市町による各市町の紹介)
●仕事セミナー
●地域・暮らし紹介④(参加市町による各市町の紹介)
※参加申込はプログラムごとにお願いいたします。
※会場は先着順(事前申込制)になります。
※オンラインは定員はありませんが、事前申込制となります。
<相談ブース>
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(記事作成:2022年6月)
※イベントは終了しました。多くの方々にご参加いただきありがとうございました。
5月14日(土)15日(日)に,「煩悩 #BornNow 江田島」(ボンノウ エタジマ)が江田島市で開催されます。お寺で楽しむ音楽フェスに江田島市の観光が融合する,一夜限りのリトリート(※)旅です。
旅の見どころは,砲台山での特別な晩餐会,光源寺境内での星空バー。宿泊は,全室オーシャンビューの源泉掛け流し温泉宿「江田島荘」に,島の極上朝ご飯と落語で元気な朝をお届けします!
ミュージックセレクターは,国内外のダンスシーンなどで活動するDJ AlamakiさんとSHINTARAWさん。
江田島荘では,おなじみの小竹シェフがとっておきの料理でおもてなし。翌日の朝食のあとは,全国の落語会、メディア、イベント等で活動中の若手落語家・桂枝之進さんの話芸でお楽しみください!
現在,参加者受付中です。
詳細はオフィシャルWEBサイトをご覧ください。
※リトリート…「仕事や日常生活から離れて,心や身体を癒す過ごし方」の意。
(記事作成:2022年4月)
※表題および下記のクラウドファンディングは2022年1月31日に募集を終了しました。多くの皆様からのご支援ありがとうございました。下記クラウドファンディングページでは、今後もプロジェクトの進捗報告が行われる予定です。
施設名は“Kirikushi Coastal Village”。
江田島町切串に,人々が交流できるスポット,事業者同士も相乗効果を生める複合施設を,空き家の利活用で実現させる。
江田島市の切串エリアを盛り上げたいという意味で切串というワードを入れ,海の近くのお店でみんなで集い,1つの村のように多くの方々に関わっていただきたいという思いを込めて命名――。
(クラウドファンディングリンク先→https://camp-fire.jp/projects/view/506976)
目標金額300万円のこのプロジェクトは2021年12月18日から開始。年が明けて,1月14日時点で90万円に近付きつつある。
仕掛け人である江田島市地域おこし協力隊・空き家活用ディレクターの蛇草さんに,お話を伺った。
▼江田島市地域おこし協力隊・空き家活用ディレクター 蛇草孝介(はぐさ こうすけ)さん
東京でデザインの専門学校を卒業後,都内の勤務先で店舗やオフィスのデザインに携わる。2021年4月に江田島市へ移住,地域おこし協力隊・空き家活用ディレクターとして活躍中。
借りられる空き家が見つからなかった
「今回のプロジェクトは空き家の活用って形になるんですが,実は僕自身が最初,賃貸の空き家に住めなかったんですね」
江田島市内に移住を考えた時に,現状として,借りられる空き家がなかなか見つからないという問題がある。
購入可能な物件もそれほど多くなく,借りられる空き家はさらに少ない。資金面で,移住実現の壁となる。
蛇草さん自身も江田島市への移住の際,条件に合う賃貸物件がなかなか見つからなかった。ネットでこまめに物件を探してようやく今の住まいに巡りあうことができた。
それらの体験は,住める空き家,借りられる物件を増やしたいというプロジェクト構想の原点へとつながる。
「もともとロールモデルとして賃貸モデルを増やすっていうのもあって。移住するために空き家を購入するのは,ハードルがめちゃくちゃ高い。江田島市では,賃貸できる空き家,古民家で生活できる場所というのが少ない。物件を掘り出すっていうときに,需要はある」
自身の経験が源となり,そこから思考が広がった。
空き家に滞在する場所を作りたかった。そして,協力隊在籍期間の3年とその後を考えた時に,自分のビジネスの中心を空き家に置きたかった。また,賑わいかつ集まる場所を作ろうと,このような視点があった。
「この場所に根付ける仕事として,(協力隊着任当初から)始めるつもりで考えていました」
しかしながら,プロジェクトのための土地と建物を自費で数百万円投じて購入,また,着任1年経たないうちでの行動にも感服させられる。
「(自費での初期投資については)追い込みたい性格というのも確かにあって。ここでいったん,やらなきゃいけない,という気持ちですね。でもいきなり,勢い付きすぎたかなとか(笑)。勢いで行くしかないかと。でも3年という限られた期間で自分のやりたいことを実現するとなったときに,あそこが何かピピっと来たので」
柔和な表情を見せながらも,その言葉には,プレッシャーではなく,自分で追い込みたい,やらなきゃという,前向きの強い意志が込められていた。
この場所に,お店ができたら面白いだろうなとアイデアが出てきた
「最初はそんな感じを含めて,拠点になる場所と,住める場所というのが,どっちもできそうだなというのが今回の,サイズ感がある物件だった。そういうところを含めて,いいと思って(この物件に)決めたと。地域おこしとして考えた時,この場所に,お店が出来たら面白いだろうなとアイデアが出てきて。3年の任期で,どう持っていけるか,育てていけたらと,思ってます」
もともとは,住むところとして空き家の整備を考えていたが,その地域の賑わいの場所として栄えていけるようにできたら,との思いへ移っていった。
「最初は,活用することしか考えてなくて,僕と同じ企画振興課(広報や移住相談の担当課)の先輩や,都市整備課(空き家対策全般の担当課)の人たちと現地の空き家を回るうちに,いろんなアイデアが出てきた形ですね。こういうことをやったら面白そうだなとか,そこで何かできないかなとか。そういう流れが生まれていきましたね」
切串の物件と巡り合うまで
「昨年の6月頃,空き家の実地調査を都市整備課と一緒に回っているときのことでした。自分がポスティング(※)をしてた家だったんです。その時点で先に見てて,ここは物件的に面白そうだなと。で,ポスティングの反応があった」
(※空き家対策の一環で,外観などから空き家と思われる物件に,空き家登録の案内とアンケートを同封したもの)
切串の物件の第一印象については,
「母屋があって,離れがある。庭があって畑もある。小ぢんまりとはしてるんですけど,面白そう,いいんじゃないかなと。ロケーションとかの課題はあるんですが,物件の状態はすごい良かったんですよ。あまりいじらなくてもいけるなというのはあったんですね。母屋のほうは大幅な手入れはいらなくて。離れのほうは外装とか改修するところが多いんですが。ロケーション的にベストなのは,“開けた眺めのいい場所”で,この物件から直接そういう眺めは望めないけど,周りの環境は港に,そして海も近い」
「港周りの拠点化」がEnishiのプロジェクトコンセプト
「自分がいるプロジェクトチームのEnishi(※)のコンセプトとして,“港周りを拠点化“させていこうというのがあって。江田島市外からの入口として,港に賑わいを作ろうと。外からの人が入りやすいんじゃないかなと,そういうのが最初にあって。今の物件は港から近くにあるんで,その部分でもいいかなと」
(※プロジェクトチームEnishiとは,
“広島県江田島市で地域おこしの活動をしているEnishiというグループです! メンバーは地域おこし協力隊やSUPインストラクター、webディレクターやアイリストなど、幅広い経験をもったメンバーが集まっています。 主に空き家の利活用をメインとしていて、今年の6月から活動を開始しました!”
[クラウドファンディングサイトCAMPFIRE掲載のプロフィールより引用]
今回のクラウドファンディングに先行する形で2021年12月にオープンしたコワーキング・イベントスペース「PonteTAKATA」は,能美町高田の古民家を活用して,前述のコンセプトから生まれた。
PonteTAKATA(リンク先…https://camp-fire.jp/projects/506976/activities/340772)
▼"Ponte"はイタリア語で「橋」を意味し,広島,江田島市民や移住者など,江田島市に関わる人の架け橋になりたいという願いが込められている。古民家の味わいを残した内装ながらも,高い天井と採光の調和が現代的で心地よい。
高田港,切串港の次は,他にも構想があるのだろうか。
「他の場所の今後についてはまた探していこうと思ってます。また,港ではないんですが,昨年,市内の高校生と活動した物件が大柿町にあって,そこもまた使わせていただけるという話なんです。海とは離れるんですが,市役所にも近く商店も周りにあって利便性が高い。また,入口の通路は狭いけど,使い勝手のよさそうな空間なので,デザインの仕方次第では,おしゃれにできるかなと思いますね」
物件までの道や入口が狭いというのは,古い家が多い江田島市内ではよく見られる事象で,一般的にはマイナス要因である。そこがおしゃれにできるとは――全く想像がつかないだけに,期待せずにはいられない。
江田島市の仕事ならではの苦労も
蛇草さんの前職は,都内での空間デザイナー。店舗やオフィスを手掛けてきたが,江田島市での仕事に違いはあるのだろうか。
「都内ではゼロからつくることもありますし,居抜きからいじるということもあります。基本的に一番違うのは,東京は普通のビルの中の一角というところなので,木造でないパターンばかり。古民家ほど複雑じゃない。江田島市では木造をいじるということで,どこの構造を残しながら施工してよいか,わからないところが多い。今回,PonteTAKATAでやってみて,梁や柱の状態,抜いていい場所とか,そういうところは僕もわかってない部分があるので,大工さんと話しながら,やっていきましたね」
古民家を改修するというのは初だったという蛇草さん。
「(古民家をつつくのは)やってみたかったことで,ちょうど良かったと。ゆくゆくは触ってみたかったが,こういう形で実現するとは思わなかったですね」
蛇草さんの視点で江田島市を見回すと
「まず切串に限って見ると,基本的なところで飲食店が少ないなと。店舗が,ぽつぽつとあるような,そういう印象がありますね。”ここへいけば賑わっている”そんな場所があればいいのにと思いますね。そういう面ではさみしい感じがしますが,広島市からはフェリーで30分,470円と安い金額で来られる。また,サイクリストの人たちも多い。この港を起点に,江田島市を楽しむ場所になれれば。その意味で,ここを手掛けるのがいいなと」
▼江田島町宮ノ原から切串へと続く,県道297号(石風呂切串線)からの眺望。
下り坂の向こうに広がる,開放感いっぱいの海と島に魅了される。
「それに海がきれいだなと思ってて。のんびりした感じがあって。僕的には,島の空気感がいいなと思える場所だった。コンビニが無く,店舗の出店も少ないですが,もう少し何かがあれば,市外の人も,まず最初に切串に来て,ここからまた他の江田島市内に行くとか。こういうの,いいんじゃないかなとか」
「臼あったよね」「餅つきしようか」から始まる交流
切串に新しい交流の拠点が完成する前から,こんなエピソードも伺うことができた。
こちらはインスタグラムアカウントでの,年明け早々の様子。石臼のまわりに,楽しそうに集まった人たちの笑顔が印象的だ。
https://www.instagram.com/p/CYQw_2XlDr5/
▼kirikushi_coastal_villageインスタグラムアカウント2022年1月3日更新分より
プロジェクトの空き家に石臼があった。その石臼を見た人から「臼あったよね」「餅つきしようか」という流れに。切串おかげんさん祭り(※)のメンバーと,蛇草さんがいま暮らしている能美町の有志たちとで餅つきをすることになった。
(※おかげんさん祭りは,令和元年夏に行われて以降,新型コロナウイルス感染拡大防止のために,翌年から中止となっている。これは開催準備に向けての祭りのメンバーが集まったもの)
きっかけはひとつの石臼ではあるが,切串を想う人たちがこういう形で集う様子を見ていると――。
仕事の枠を超えて,地域へと積極的に関わっていく蛇草さんの姿とその道筋は,もしかしたら誰もが予想しなかった未来を描くのではないか。
「みんなで育てて発展していく場所」とは
「今回のプロジェクトの“Kirikushi Coastal Village”は,クラウドファンディングで集まったお金で即完成というわけではなくて。工事も第1期,第2期と,長いスパンでやっていくと思う。例えば,新しい人(参加者)が来て,その人のアイデアでまた変わっていければいい,流動的な形。活用法を最初から決めるのではなく,柔軟な感じで多様性を持たせたい」
それは蛇草さんが,いろんな事業者さんと話をしていって感じたことだった,と語る。
「みんなで集まって長く育てて,発展していく場所にしていきたい」
以前訪れたときとはまた姿が変わっている,進化している。そんな変化していく場所。
完成させたら終わり,にはしない。長い期間をかけて,みんなで育てる。
愛着のある場所として,発展させていく――。
このような思想は,交流拠点を作るにあたって,江田島市内ではおそらく初の試みではないだろうか。
拠点が年月を経ることで地域に愛されるというのは,在住者,移住者,観光客いずれもが,世代を超えてつながる仕掛けだ。店舗入居例区分け図の一部が完成されていないのも,将来を見据えて,参加者の希望や柔軟な対応があるのは想像に難くない。
「プロジェクトというのは,一人でやるものではない。地域の人が集まって,興味がある人たちが集まって,一つの形ができればいい。長い期間で形になれば,そういう場所,愛着のある場所に育っていければ。そういう場所ができればいいなと」
なぜクラウドファンディングという形式が選ばれ,この物件でなくてはいけなかったのか――。
蛇草さんの結びの言葉を,ここまで読んだ皆さんにもぜひ,受けとめていただきたい。
(記事作成:2022年1月)
2021年10月17日に、「江田島ファンネット」サイトの累計アクセス数が、おかげさまで500,000を超えました。
昨年からはYouTubeでの動画配信もスタート。中でも、今年の夏に能美町中町にオープンした江田島荘や、カッター研修や野外活動の施設として有名な江田島青少年交流の家の動画は、たくさんの方にご覧いただいております。
また、大柿町の天狗岩がロケ地に採用された映画「るろうに剣心 最終章」。今年2月に広島でも放送されたテレビ番組「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」広島編。地元ローカル局の情報番組など、各種メディアで江田島市が取り上げられるたびに、付随して江田島ファンネットサイトにも多くのアクセスをいただいています。
このサイトを通じて、皆さまが、江田島市をより身近に感じていただければ幸甚です。
江田島ファンネットでは今後も、記事や動画、メールマガジンにて江田島市のいまをお届けしますので、どうぞよろしくお願いいたします。
(記事作成:2021年10月)